2014年に統計局が行った調査によれば、ジョージアの人口は3
720 400人です。2002年に行われた調査では4 371 500人でした(このデータにはジョージア政府がコントロールできない地域、アブハジアと南オセチアの人口は含まれていません)。ジョージアの政治的、経済的状況は90年代と比べて安定しましたが、人口は減る一方です。原因として、出生率が低いことや、失業率が高く、外国に出稼ぎに行く人が多いことが挙げられます。2008年に起きたロシアとの戦争も悪影響を与えました。
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人口の減り方 |
ジョージアではキリスト教徒が一番多いです。その次はイスラーム教の信者です。キリスト教徒の中では正教徒が圧倒的に多いです。イスラーム教の信者にはアゼルバイジャン人のほかに、西ジョージアのアチャラ地方のジョージア人もいます。
ジョージアでは人口の都市への集中は進んで、田舎に住む人より都市に住む人のほうが多いです。
人口の世代別の内訳は以下の通りです。
ジョージア人の平均寿命は男性は68.6歳、 女性は77.2歳です(2014年)。
ある統計学者によれば、ジョージアでは結婚平均年齢は男性は29歳、女性は27歳だそうです。以前よりだんだん遅くなっています。それとともに離婚の数は増えています。
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離婚の数 |
ジョージアでは出生率が低く、1950年ごろ以降は子供の数は2人が普通です。しかし最近3人あるいはそれ以上の子供がいる家庭が増えています。この理由は90年代の混乱が収まって、割と安定した生活ができるようになったことです。ジョージアの総主教も人口が増えるよう働きかけ、自ら3番目に生まれた子供の洗礼を行なうと発表しました。また、聖職者にとっては避妊は罪で、ジョージアの人口を増やさなければならないという考えがあり、たくさんの子供がいる家庭があります。ジョージア人が将来も生き残ると期待したいです。
生まれた子供の数
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