ジョージアでは正月に伝統的なお祝いの料理をつくります。「サツィヴィ」、「ハチャプリ」、子豚の丸焼きなどです。正月の「サツィヴィ」は七面鳥の肉でつくります。ソースの材料はすり潰したクルミと香辛料です。「ハチャプリ」はジョージア風のチーズパイです。ホウレンソウ、ビーツ、キャベツ、豆などいろいろな野菜のクルミ和え「プハリ」もつくります。
正月の食卓には甘いものも欠かせません。伝統的なお菓子、ブドウの果汁とクルミかヘーゼルナッツでつくる「チュルチヘラ」や蜂蜜とクルミでつくる「ゴジナキ」をはじめ、ミカン、リンゴ、干柿やさまざまなキャンディー、チョコレートなどをテーブルに置きます。「ゴジナキ」はお正月にしかつくりません。
自家製のワインを出して自慢することもよくあります。
料理は12月29日、30日、31日にたくさんつくり、だいたい1月5日ごろまで食べます。正月料理にはクルミを使った料理やお菓子が多く、胃腸に負担がかかります。そのため正月が過ぎたら素朴なスープが食べたくなります。
サツィヴィは鶏肉でもできます |
トビリシ、駅広場の市場 キャンディーやチョコレートが正月にたくさん売られていました。 |
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