2016年2月23日火曜日

ロープウェイ

首都トビリシにはソ連時代、六ヶ所もロープウェイがありました。しかし、1990年にトビリシの中心部とムタツミンダ山を結ぶロープウェイで起きた事故で19人も亡くなり、90年代にロープウェイのほとんどは止まりました。一番長く動いていたのはチャヴチャヴァゼ通りから亀湖まで行くロープウェイでしたが、それも2009年に停止しました。

2012年、トビリシに新しいロープウェイができました。このロープウェイは川岸にある公園とナリカラ砦を結び、長さは500メートルです。5人乗りのゴンドラが全部で7台動いています。そのうちの一つは床も透明です。ちょうど旧市街の上を通り、ムトクヴァリ川の景色や古い町並みもよく見えます。このロープウェイは観光客向けにつくられました。しかし、坂が多いトビリシではロープウエイが便利なので、住民が日常の乗り物の一つとしても使えるように、トビリシ市役所は今後止まっているロープウェイを復活させ、新しいものもつくるつもりです。

新しいロープウェイ






1 件のコメント:

  1. 最近バトゥミ市にも新しいロープウェイができました。

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