2016年12月2日金曜日

ジョージアの青年ラシャ・ツァバゼ(23歳)

ある日フェイスブックでジョージアの自然を写したきれいな写真を見かけました。撮影したのはラシャ・ツァバゼさんという23歳のジョージア人の青年でした。私はラシャさんを探し、実際に会いました。ラシャさんは他の写真も見せてくれました。私は彼の写真を日本の皆さんにも見せたくなりました。

ラシャさんはジョージアの中心地カルトリのカレリ地方の出身で、両親とお兄さんが一人います。ゴリ市の4年制の軍事アカデミーを卒業し、トビリシの近くの軍事基地で仕事をしています。学生のころ友達のカメラで写真を撮って、撮影に興味を持ちました。2年前にお父さんの援助でカメラを買い、インターネット上でカメラのことや撮影の仕方、フォトショップなどを勉強しています。旅行が好きですが、これまであまり旅行するチャンスがありませんでした。今年は12日のツアーに参加してジョージア国内の数か所を訪れました。その時に撮った写真を気に入ったツアーガイドが、撮影と引き換えにツアーに無料で招待してくれました。その後何回か自ら企画してツアーを実施しました。

「大自然の中で人々は簡単に親しくなります。普段行きにくいところに行き、そこで撮影したいです。これには軍事アカデミーで受けた訓練も役立っています。写真に写っている自然はきれいに見えますが、実際に見たほうが比較にならないほど素晴らしいです。旅行とカメラは今は趣味ですが、将来は仕事になるかもしれません」

ラシャ・ツァバゼ
これはラシャさんの一番好きな写真です。
生まれ育ったサツィフリ村で春の始まりを知らせるスミレを撮りました。
20160319

0 件のコメント:

コメントを投稿