2016年12月10日土曜日

サンタクロースと雪のおじいさん

サンタクロースは私の子供のころはいませんでした。たぶんソ連のビザがもらえなかったからです(笑)。しかし、ジョージアには「雪のおじいさん」(თოვლის პაპა  または თოვლის ბაბუა)と呼ばれるサンタクロースみたいな存在が昔からいました。「雪のおじいさん」は背が高く、白いひげがあり、民族衣装を着ていて、白いフェルトのコート、ナバディ(ნაბადი)をはおり、革か織物の大きい袋(ხურჯინი)を持っています。性格は優しく、子供が好きで、袋から果物や伝統的なお菓子を出して子供にくれます。サンタクロースみたいにお土産をこっそり残したりはしません。ジョージアではサンタクロースをよく雪のおじいさんと呼びます。ちなみに、サンタクロースも雪のおじいさんもクリスマスよりむしろ正月と関連付けられます。

最近ジョージアでは欧米の影響でよくサンタクロースを見かけます。残念ながら雪のおじいさんを見ることはたまにしかありません。
南東ジョージア、テトリツカロ地区の幼稚園。正月の祭りに雪のおじいさんが来ています。

注文でやって来る雪のおじいさん

雪のおじいさんと民族衣装を着ている男の子




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